最近、無音の動画も意外と面白いのではないかと思っている。
動画といえば、音楽や効果音、ナレーションがあるのが当たり前という印象がある。
でも、あえて何も流さない。
すると、不思議と動画そのものに意識が向く。
静かな部屋で振り子を眺めているような感覚になる。
音がないことで、画面の中に余白が生まれ、見る人が自由に考えられる空間になる気がした。
もちろん、すべての動画が無音でいいわけではない。
内容によっては音があった方が伝わりやすいものも多い。
ただ、静けさそのものを表現したい動画なら、無音という選択肢も十分ありだと思う。
実際に3分間の無音の振り子動画を作ってみた。
雰囲気は悪くなかったけれど、3分は少し長かった。
1分くらいの方が、気軽に眺められてちょうどいいのかもしれない。
動画は「音を加えるもの」と考えがちだけれど、
「音を足さない」という表現も、一つの演出なのだと感じた。
10mの振り子。
重力の中を、静かに揺れ続ける。


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