Ubuntuでソフトウェアを管理する際の中心となる仕組みが APT(Advanced Package Tool) です。
APTを使えば、ソフトウェアの追加・更新・削除を、安全かつ一貫した方法で行えます。
本記事では、APTの細かい仕組みには踏み込まず、
実際によく使うコマンドを「一連の流れ」として理解することに焦点を当てて解説します。
APTによるパッケージ管理の基本的な流れ
APTで行う操作は、次の順番で考えると分かりやすくなります。
更新情報の取得 → インストール → 状態確認 → アップグレード → 削除 → 後始末
この流れを押さえることで、Ubuntuのパッケージ管理は十分に行えます。
① パッケージ情報を更新する
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利用可能な最新パッケージ情報を取得する
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実際のインストールや更新は行われない
インストールやアップグレードの前に、必ず実行します。
② ソフトウェアをインストールする
例:
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必要な依存パッケージは自動で解決・追加される
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複数のパッケージをまとめて指定することも可能
③ インストール済みパッケージを確認する
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現在システムにインストールされているパッケージを一覧表示
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システムの状態を把握するための基本操作
特定のパッケージを確認したい場合は、絞り込みが便利です。
④ インストール済みパッケージを更新する
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インストール済みソフトを最新バージョンへ更新
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セキュリティ修正やバグ修正もここで適用される
通常は apt update の直後に実行します。
⑤ 不要になったパッケージを削除する
パッケージ本体のみ削除
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設定ファイルは残る
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後で再インストールする可能性がある場合に適している
設定も含めて完全に削除
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設定を初期状態に戻したい場合
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今後使用しないと決めたソフトの削除に有効
⑥ 不要な依存関係を整理する
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使われなくなった依存パッケージを自動で削除
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定期的な実行でシステムをすっきり保てる
安定した運用のための基本ルーチン
日常的なメンテナンスは、次の3行で十分です。
よくあるトラブルへの最短対処
パッケージが見つからない場合
権限エラーが出る場合
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install / upgrade / remove系の操作にはsudoが必要
まとめ
APTによるパッケージ管理は、次の流れを覚えるだけで十分です。
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update:情報を更新
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install:ソフトを追加
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list:状態を確認
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upgrade:最新状態へ更新
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remove / purge:不要なものを削除
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autoremove:後始末
この順番で操作すれば、Ubuntuは安定して快適に使い続けることができます。


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