3D空間に落書きする|Stone Spatial Draw ― 線を「描く」から「置く」へ

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3D空間に「落書きする」という体験

紙に描くのではなく、画面の“奥行き”そのものに線を残す。

今回つくったのは、そんな発想から生まれた小さなアプリです。名前は Stone Spatial Draw

白い線だけを、3D空間の中に自由に描く。 回り込み、距離を取り、視点を変えることで、描いた線は「図形」ではなく「空間の痕跡」になります。


実際に触ってみる

下に埋め込んであるのが実物です。 マウスやキーボードで、そのまま操作できます。

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視点(上/下/左/右)
移動(前/後/左/右)
Move:↑↓←→=移動 / Shift+↑↓←→=視点 / 右上ボタンもOK(押しっぱなし可)
Draw:ドラッグで描画 → 離すとMoveへ / 空白をダブルクリック→Draw(2連クリック判定)
選択:線クリック(薄黄色) / 選択中の線をダブルクリック:削除 / Erase:選択中を削除 / Delete:Eraseと同じ
保存:サーバーに1データのみ(最大5MB)。最終保存から7日経過後、次回の読込時に自動で消去(load時判定)。5MB超は保存されず警告します。

操作はとてもシンプル

移動(Move)

  • ↑↓←→:前後左右に移動
  • Shift + ↑↓←→:視点を上下左右に動かす
  • 右上のパッドでも同じ操作が可能

描画(Draw)

  • ドラッグで線を描く
  • 描き終えると自動でMoveに戻る
  • 空白をダブルクリックするとDrawに切り替わる

選択と削除

  • 線をクリックすると薄黄色で選択される
  • 選択中の線をダブルクリックで削除
  • Eraseボタン、またはDeleteキーでも削除できる

迷わず「移動する」「描く」「消す」だけに集中できるように設計しています。


「描く」というより、「空間に痕跡を置く」

このアプリは、画像を塗る感覚とは少し違います。

線は、平面に閉じた“絵”ではなく、3D空間に浮かぶ軌跡として存在します。 だから、視点を変えると形が変わり、距離を取ると意味が変わる。

それは「絵を描く」というより、 思考の動線を、空間にそのまま残すような感覚に近いかもしれません。

複雑な機能はありません。色もありません。 白い線だけです。

けれど、その分、

  • 考えながら描く
  • 歩きながら眺める
  • 不要になったら消す

この一連の動きが、自然につながります。


軽い保存と、軽い存在

描いた内容はサーバーに保存できますが、 あくまで「落書き」の延長として、軽く扱えるようにしています。

  • 保存されるのは1つのデータだけ
  • 常に上書き
  • 一定期間更新がなければ自然に消える

永続的な作品管理ではなく、 その場で考え、その場で描き、その場で消えることを前提にしています。


まとめ

Stone Spatial Draw は、

  • 3D空間を歩き回りながら
  • 白い線を置き
  • 選び、消し
  • また描く

ただそれだけの道具です。

けれど、「線を空間に置く」という体験は、 平面のキャンバスとはまったく違う感触を与えてくれます。

落書き程度であれば、これで十分。 むしろ、このくらいのシンプルさがちょうどいい。

思考を、言葉ではなく、 空間の中の線として外に出す—— そんな用途に、静かに寄り添うアプリです。

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