3Dワークスペースアプリをつくってみた
今回は、前回つくった自由配置型Workspaceを、3D空間に拡張したアプリを試作してみました。 といっても、何か特別な機能があるわけではありません。
テキスト、フォルダ、ファイルを、ただ空間の中に配置できるようにしただけです。 仕事のやり方を変えようとか、効率を上げようといった大きな目的があったわけでもありません。
「情報を平面ではなく、空間として扱ったら、どう感じるのか」 それを確かめてみた、という感覚に近いです。
3Dにした理由
日常の仕事は、ほとんどが2Dの画面で完結します。 それ自体はとても完成度が高く、今後も中心であり続けると思います。
ただ、テレワークが増えてから、「場にいる感覚」が弱くなったと感じることがありました。 会社で働いていた頃は、部署や机の位置などを、無意識に空間として記憶していたからです。
2Dでは、そのざっくりした空間認知が抜け落ちやすい。 その窮屈さを、少し緩められないかと思いました。
3Dは概要、2Dは詳細
使ってみて感じたのは、3Dと2Dは役割が違う、ということです。
文章を書く、数値を詰めるといった作業は、これまで通り2Dが向いています。 一方で、3D空間は「全体を眺める」ことに向いています。
どこに何があるか、いまどの仕事をしているのか。 視線を動かしながら把握できるだけで、情報の整理が少し楽になります。
概要を3D、詳細を2D。 現実世界と似た分担をすると、記憶も自然に残りやすいように感じました。
空間に置くだけのワークスペース
このアプリには、複雑な整理機能はありません。 上下移動もなく、配置ルールも決めていません。
散らかっても構いませんし、重なっても問題ありません。 むしろ、空間が乱れると、自然と整えたくなるのが面白いところです。
おわりに
この3Dワークスペースは、完成形というより、ひとつの試みです。
2Dを置き換えるものではなく、空間認知という要素を少し足してみただけ。 それで仕事の感じ方がどう変わるのか、しばらく使いながら確かめていこうと思います。


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